実際に仕事でやりとりした表現
ここでは実際に私が外人と接する中で実際に使われたものをご紹介します。
日本人があまり使わない表現を中心にご紹介します。外人とメールでやりとりをするとき、話す時に使ってみてください。
外人の頭に理解されやすい表現ですので、会話やメールのやりとりがスムーズに進むと思います。
appreciate
高く評価する,正しく判断する,感謝する,のよさがわかる,鑑賞する,理解する, 識別する,評価する,高騰する,認識している
会話中では、よく使われています。
“感謝します”、という意味でよく使われています。
participate
参加する。会議に参加するなどの時の表現で使います。joinよりもフォーマルなイメージで、使い勝手がいいと思います。
at the end of the day
最終的には、最後には、結局は
直訳は「一日の最後に」という意味です。頻繁に外人との会話で耳にします。
I’m going to make contract with this company
この会社と契約するつもりです
with just keeping an eye on the server status
ずっとサーバの状態を見ながら・・。keeping an eye onが使えますね。
His long story continues as long as you don’t say
something.
○○する限りずっと・・。(as long as) 何か言わないとずぅぅっと長い話が続くぜ。
Also, we recently said goodbye to Jeniffer who moved
to France to live closer to her family.
最初に人の名前を書いて、その後にその人がどんな人かを説明する手法です。
当然と言えば当然なのですが、何故かメール書いているときには思いつきにくいような気がします。
会話でもよく使われるので、意識して使うといいかもしれません。
This will impact all Oracle databases and access
to the service.
このことが全てのオラクルデータベースとそのサービスへのアクセスへ影響を及ぼします。
I am afraid there is still no fix for the current
system.
今のシステムに何も手を加えてないということが、私は怖いです。
We’ll keep you updated on how we’re going bearing
in mind the related factors.
関係する事柄について、何をどう考えているのかを、お伝えするように致します。
I believe we have crossed the point of no return.
もう後戻りできないところまで来てしまっていると私は思います。
If you send that document, it would be very helpful
to us.
もし送ってくれると、非常に助かるのですが・・。
It sounds incredibly cheap..
すごい安いですね。It soundsが聞こえるという意味ですが、気軽に感じたことを表現するときに使います
This solution might mitigate our client
このソリューションで顧客の怒りをおさめることができるかもしれない。
mitigate は、(怒り、苦痛などが)おさまる、やわらぐ という意味です
You try to guide them away from dictating the solution to us
あなたが彼らに対して、彼ら自身が解決方法を指示しないように導いてください。
dictateは口述する、という意味のほかに命令する、指示する みたいな意味もあるみたいです。
I have to see if they find any underlying resource sharing issues with memory, or anything else.
メモリに起因する根本的な問題もしくは他の事象を、彼らが発見するかどうか確認する必要がある。
underlyingは、「根本的な、潜在する」という意味です。
I’m still behind so many emails.
behindは、後ろにという意味です。たくさんのメールの後ろにいる=未読がたくさんある、って感じですね。
The progress is punctuated
punctuatedは、中断させる/時々止まるという意味があります。ですので、進捗が止まってしまいました、という意味になります。stoppedというダイレクトな単語よりもちょっと柔らかいイメージがありますね。
ちなみに、punctualは、時間に正確な、という意味です。punctuated/punctualのセットで覚えておくと記憶に残りやすいかと思います。
ビジネスで使う英文メール 実際の現場
突然、ビジネスで英文メールを書く必要に迫られている人達は普段英語でメールなど書いたことがないのに、失礼のないように相手にメールで用件を伝えなければいけない、ということが多いです。
普段英語でメールを書いたことがない場合でも、帰国子女、英語に堪能な人、英文メールを頻繁に送っている人が周りにいれば(頭を下げて)その方にいろいろと教えを請うことができます。そうでない場合、メールの書き出しから既に何を書いていいかわからない、相手に失礼なことを書いたらどうしよう、など不安ばかりが先につのってしまいます。
- 会社の重役が日本に視察に来る前の確認
- その秘書とスケジュールやホテルの手配についてのやりとり
- トランスポート(交通機関の手配)の件でのやり取り
- 仕事で来たけど帰りに京都に寄って観光してから帰りたい
と様々な事をメールや電話でやり取りする必要に迫られる場面がとても多いです。
上記のような場面遭遇した人に質問されたとき、いつも私が言う事があります。
「難しく考えないでください。実は簡単なメールでの言い回しを覚えてしまうだけで、あとはコピー&ペーストで大丈夫です」
本当はいろんな英文メールのシャワーを浴びていれば、そのうち自然と書き方を覚えてしまいます。外人同士が英語でやり取りするメールの輪にCcで自分も入っていれば、他の外人がメールの中でどういう言い回しを使っているかが手に取るようにわかります。その内容や使われているフレーズがその場でわからなくても、後で調べて覚えればいいということです。
実際には時間的な余裕がない場合が多く自分で書かないといけない場合が多いかもしれません。そんな場合でも事前に下記のような教材で学習しておけば、突然英語でメールを書く必要に迫られた時も、アタフタしないですみます。
下記は、本サイトで人気がある教材で人気順に並べてあります。ご参考にしてください。
名称 | 英文法イメージトレーニング |
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特徴 |
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手法 |
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価格 |
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継続のしやすさ | 文法や表現だけ詰め込んでいるのではなく、子供が階段を登るように小出しに表現を覚えることができる。また、スピーキング力向上にも効果が出るように音声教材が充実している。スマホでいつでもどこでも教材を聞けるのがよい。 |
上記でお伝えしている内容にちょっと反することなのですが、ちょっとした事件が私の知り合いが社長をやっている会社で発生しましたのでここに共有させていただきます。
まだ、社員数が少ない会社ですが、海外とのやり取りも増えてきて業績も順調に伸びていました。国内のお客様が国外に出ていってビジネスをする上で、いろいろなヘルプをしていたそうです。
そんな中、ニューヨークのある記者から申出があり、海外に進出してきている日本の著名企業に取材を申し込みたいという話がありました。当時、やり取りは留学経験のある若手社員が担当しておりました。
特に社長が介在をすることはなく、学生のころ留学していて流暢な英語をしゃべるから、特に問題ないであろうということで案件には絡まずにいました。
そして、取材はSkypeを通した電話会議ということになりました。そこまではよかったのですが。。。
朝の8時に著名な企業の担当者にお願いして、会議室に集まってもらい待機していたところ、会議の時間になっても一向に相手が現れなかったそうです。しびれを切らして電話をしてみると相手の受け答えは下記の通りだったそうです。
「取材を受ける側は俺だよね?待っていたんだけど、いったいどうしたの?」
現場は騒然となりました。。。立場が逆だったからです。取材を受ける側と取材をする側が逆に伝わっていたそうです。
やり取りは全てメールで済ましていたとのこと。。。その場は社長が頭を下げて皆様にお帰り頂いたそうです。以後扱う海外案件は全て、電話会議やメールに至るまで通訳を介して、全てをやり取りするようになったとのことです。
特にAgenda(議題)も決まっておらず、相手との意思疎通も取れていない状況でした。案件を見ていなかった社長も悪いと言えば悪いですが。。この事件を私なりにまとめてみたのが下記になります。
- やり取りを担当していた社員は学生時代は留学していたが、ビジネスで英語を使ったのは今回初めてだった。
- 英語力よりも前に、ビジネス力(現場力)が必要であった。新入社員に近い状態なのでビジネス経験が浅かった。
- 日本語的なメールのお作法をそのまま英文に書いていた。
- 学生時代に使う英語と、ビジネスの現場で使う英語は違う
相手に確実に事実を伝えるという意思を持ってコミュニケーションをすべきです。あいまいな表現・失礼な表現を避けながらも、言いたいこと・伝えたい事をズバリ言う必要があります。 - (特に英語での)会議のお作法をあまり知らなかった。
会議に入る前はAgenda(議題)を決め、相手に予め送っておき不明な点や追加すべき点がないかを確認していなかったそうです。会議後は、お互いに認識間違いがないように、会議で決まった点と次回のアクションアイテムとそれをやる人を書いてフォローアップする、ということもなかったそうです。 - 時節の挨拶や相手を気遣う言葉が多すぎて、一番重要なポイントが伝わっていなかった。
本日はお忙しいところありがとうございました。今後ともよろしくお願いします、的な表現が多かったそうです。必要かもしれませんが、時節の挨拶にフォーカスするよりも1,2を重視すべきですが、それをされていなかったそうです。
業種にもよりますが、エンジニア系の話であれば多少ざっくばらんな英単語でも構わないと思いますが、それ以外つまり、取引、取材、交渉の場では、より明確な表現を使う必要があると私は思います。
また、会議の場では相手が分かった風でいても、意外とこちらの言い分が伝わっていない場合があります。
それを考慮したコミュニケーションに努めるべきです。生まれた場所や年齢、生きてきた環境が全く違う人が相手ですので、うまく伝わらなくて当然と思ってコミュニケーションをするべきでしょう。
上記の事象が全てをカバーするわけではありませんが、英文メールが苦手な人、特にビジネスで英語を使う必要がある人は、こういった教材で英語メールの基礎体力をつけておくべきではないかと私は思います。
知っておいて損はありません。一回覚えてしまえば使いまわしもできます。ネイティブ英語を話す外人にに内容をチェックしていただけるというのも心強いです。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥っていいます。できれば地雷は踏みたくないですよね。
私は地雷を踏みまくってここまで来ました。それはそれでいいかもしれませんが、出来れば地雷は踏みたくないものです。
名称 | ビジネスEメール速習パック ライティングエイド |
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特徴 |
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手法 |
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価格 |
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継続のしやすさ | 一週間で二つの事例(全24事例)を学ぶので詰め込みで覚えるのではなく、無理なく進めることができるネイティブが添削してくれるサービスが含まれているので、どうしてもわからない点などはすぐに確認して自分のものにできる |